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第4回花火鑑賞士のつどい
 花火鑑賞士フォローアップセミナー&日本花火鑑賞士会の設立総会に行ってきました。
 当日は磯谷氏による特別講演のほか、レセプションとして会食、クイズ大会、花火打ち上げが用意されました。
 年々鑑賞士の数が増えており、昨年より多くの参加者がいました。色々な鑑賞士の人たちと情報交換をされたり、自らのスキルアップの場になったのではないでしょうか。

画像:日本花火鑑賞士会設立総会の場で大曲花火イメージキャラクター「つつどん、たまちゃん」ごあいさつ。
磯谷氏による特別講演「私の花火に関する“思い”」
 「4号玉以上でオリジナリティを出せない淘汰されていく」
…背景には中国花火や、ビジネスがからんでいた。昔は中国花火であれば、すぐにわかり、中国花火だから仕方ないということもあったが、最近は徐々に精度が高められてきており、同じ精度でも安い花火に市場は選ばれていく現実に、将来の予想の一言でもあった。
日本の花火は世界一美しいというのは、花火師の長年の経験と技術の結晶でもある。またオリジナリティを出すことにより、他との差別化を図る狙いもある。
年々進化していく花火に逆風が起きているのがビジネスの壁。花火を運営する側にとっては予算内に、大会ができればよいと考えることが多く、時間のかけた傑作が多ければ多いほど損をしてしまう現実。どうしても安い中国花火や、ある程度“手抜き”が発生した花火を使用せざるをえない現実に、もっと運営側に花火師の気持ちを考えて欲しいとのこと。
花火には大きく分けて作家、技術、商売の3分野で構成されており、それぞれが支えあって花火が成立っている。ただ、最近の現状を見ると商売…つまりビジネスも考えていかないと生き残れないそうだ。
花火鑑賞士フォローアップセミナー「花火界のプロフェッサー“磯谷尚孝の世界”」
花火研究家の小西亨一郎氏による、恒例のフォローアップセミナー。
1.磯谷煙火店の実力の高さの証明。
2.磯谷尚孝スタイル
3.磯谷花火コレクション(ビデオチェック)
の3本立て。
磯谷煙火店の「創造花火」部門の入賞率が100%、内閣総理大臣賞も2度受賞にふれ、実力の高さを証明しているという内容。背景には、人物、オリジナリティの高さ、磯谷花火の決め手の「間」があるということを説明。但し磯谷氏本人は小西氏が語る内容に、あまり意識して花火作りをしてなかったようだ。
磯谷氏の花火として代表作といえば「万華鏡」「ミルククラウン」。型物花火と割物花火を合わせているのが特徴。打ち上げによって観覧者の位置から見方が変わってしまう型物を、どこから見てもちゃんと同じ形に見える割物のように表現させるのが印象的。入賞率100%というのも納得がいく。
日本花火鑑賞士会設立総会・レセプション・花火打ち上げ
日本花火観賞士会の設立総会(上部画像)終了後、花火鑑賞士らでバイキング形式で夕食。そこではクイズも出題され、マニアックな問題も…。その後は当初打ち上げ現場の視察予定だったが、雨天のため花火の打ち上げのみとなった。打ち上げの様子は下記の「花火画像」から。