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花火といっても様々な模様をしたものが存在します。
打ち上がっている様、開く様、落ちてくる様とそれぞれに名前が付けられており、
特に競技大会(花火職人同士が技術を競う)においては審査のポイントにもなります。
ここでは花火の様子の名前を少しだけ紹介します。
なお、画像は適当に載せているだけであり、名前と一致していません。
くれぐれも誤解はないようにお願いします。

座りすわり
花火は打ち上げられて最高点で開くのが最も良いとされています。玉が上昇から下降に変わる瞬間で、星が上下方向の力に流されることがなく花火が丸くなります。

ぼん
花火の開いた形を「盆」といい、大きく真円なのが良い花火とされています。開いた姿がいびつだったりすると良い「盆」とは言えません。

抜け星ぬけぼし
星が予定外のところに飛んだり、点火されなかったりしてその星があるべきところが抜けてしまう事を「抜け星」といいます。
また、ふらふら泳ぐ星があると「星が泳ぐ」といわれます。

消え口きえくち
花火は、全ての星が同時に色を変え、同時に燃え尽きるのが理想です。花火の燃え尽きる時を「消え口」といい、全ての星の「消え口」が揃うことがその花火の印象を引き締めます。

きく(引)ひき
花火の伝統技術の枠を集めた花火で、星の尾を引きながら放射状に飛び散って、菊花の紋を描き出す。花びらの先の色が変化する場合、変化菊といわれます。

牡丹ぼたん
菊と同様に丸く開きますが、尾を引かず、光の点を描きながら花を咲かせます。迫力の点では聞くには及びませんが、すっきりとした繊細な美しさがあり、菊より光が鮮やかに出ます。この中でもマグネシウムなどを使った明るい星を使ったものを「ダリア」と呼びます。

八重芯やえしん
丸く開いた花火(新星)の中に二重の芯がある三重の花火です。三重芯(みえしん)は芯が三重ある四重の花火で、四重芯(よえしん)は五重になります。世界でもこれだけ精巧な花火はなく、日本の花火師の最高の技術が活かされた花火です。当然のことながら芯の多いほど高い技術を要求されます。

のぼり(曲(導)付)
玉が上昇する間の変化をいいます。小さな花を次々に開かせるものを「小花(こばな)」、左右に葉が開くものを「木の葉」、太い尾を引くものを「曲付」、太い白銀の尾を引いて上がるものを「銀竜」と呼びます。

つゆ(光露)こうろ
消える寸前に花びらの先が露を持ったようにピカッと光って消えます。なお、露よりもっと強烈に光る場合、「光輝(こうき)」と呼びます。

にしき
茶色がかった黄色で、キラキラと火花の散る色です。「銀波(ぎんぱ)」はアルミニウムを用いた、さらに明るい銀色です。

かむろ
開いた星が流れ落ち、地面すれすれで消える花火です。おかっぱ頭(禿)(かむろ)に似ていることからこの名が付きました。

群声(ぐんせい)
花弁の先がバリバリと音を立てる「先割(さきわれ)」の一種で、消える間際にザーッtと波の寄せるような音がします。

{参考文献}第74回土浦全国花火競技大会パンフレット


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