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今回は低予算高パフォーマンスで挑んだ競技大会だった。低予算ということで移動に時間と体力を奪われたが、観覧場所とデジカメでの撮影は去年と比べ完全にパフォーマンスを上げることができた。(去年のコンテンツと比較してください。)さらに何と言っても去年より花火の知識が抜群に増加したため、一発一発をよく観察し、その様子の違いなどを把握でき、かなり楽しめた。
注目してたのは野村煙火工業の“五重芯”だ。五重芯を完成させているのは日本でも5社あるかないか…それほど難しい割物なのだ。花火後、NHKのプロフェッショナル〜挑戦者たち〜でも野村煙火工業を取り上げていて、世界に誇る花火技術はもはや脱帽。デジカメに収め切れなかったのが悔しい。
創造花火の部門では全参加企業が音楽を取り入れ音に合わせて表現してた。そのため、音と花火の融合が大きく、まるで花火自身が音に合わせて自ら変化しているようでもあった。型物がもよく見えると自然に観衆も盛り上がった。
そして大会提供花火。去年は“砂漠の宮殿”を表現してたが、今年は節目の年とあって題は“日本の花火”。終始、和を基調とした音楽を取り入れて、昔懐かしい花火の色を表現。日本人が潜在的落ち着く音の中で、過去から現在へ駆け上がる花火の様子はまさに圧巻。一つ一つの玉の座りがお見事でここまで精巧に作れるのかと疑うほど。デジカメにはノーカットで動画を収めたが、懐かしい花火の色がデジカメでは捉えきれず…感度を変更しなかったのが原因か。コンテンツには分割と間引きをして掲載。
そしてフィナーレを飾るのは10号割物30連発大スターマイン。これは毎年“秋田県民歌”の花火バージョンを流しながら打ち上げる。壮絶なる意地と意地のぶつかり合いの大会に似合う締めくくり。これも歌と花火の融合が凄まじく、終わってしまう寂しさと最後の一発まで高次の技術を維持し続ける異常な様子は、強制的に余韻が続いてしまうといっても過言ではない。こちらもまさに圧巻。
今まで以上に花火の撮影は良くなったが、まだ完全に捉えきれず、失敗も多い。技術を磨いて異常とも言える花火の芸術性を早く見せたいのが直近の目標。
いざないの街 大曲の花火バージョン 挿入歌「秋田県民歌」

短い夏を惜しむように 竿燈の明かりが揺れる
言葉にならない 切なさに黙って友と酒酌み交わす
夜空にそよぐ街路樹は あの人の囁(ささや)き
ああ ここは秋田
流れ消えゆく 笛の音の 胸の奥に
笛の音の 笛の音の しみてゆく

秀麗無比(しゅうれいむひ)なる 鳥海山よ
狂爛(きょうらん)吠えたつ 男鹿半島よ
神秘の十和田は 田沢と共に
世界に名を得し 誇りの湖水
山水皆これ 詩の国 秋田

巡らす山々 霊気をこめて
斧の音響かぬ 千古の美林
地下なる鉱脈 無限の宝庫
見渡す廣野(ひろの)は 渺茫(びょうぼう)霞み
黄金と実りて 豊けき 秋田